いつからここにあるのだろう巨大な楠(くすのき)。
根元には 空になった古いほこらと 大きな切り石がゴロゴロ。
今では誰も足を踏み入れないその場所だが
春には数本の桜が咲いているのを見つけ どんな歴史が刻まれているのだろう と思った。知る由もないほど昔々な感じ。
よくもわるくも 私たちはやがては消えていく命で
笑っていても うずくまっていても 忘れさられていく存在ならば
難しく考えることなど そうそうないんじゃないかと 巨木を見上げて思った。
Posted by どろんこハリー at 22:33 |
・いぬ