愛情溢れる彼女は言う


『私 宝石好きですよ。宝石には、歴史があるから』


彼女によると、宝石は、化学反応の奇跡 なんだそうだ。


宝石といえば、贅沢品だと思っていた私は、


『歴史』という表現に、目から鱗 の思いであった。


そういって、屈託なく笑う彼女自身は、飾り気がなく宝石を着けているのを見たことがない。


全てのものに、慈しむ心をもった彼女は、一歩 先を歩いている。
  

鮮やかだった緑が


ワントーン暗くなったのは


日射しが変わったせいなのか


忍び寄る寒さへの冬支度か


最後のつくつくぼうしが泣き喚き


命のサイクルへの備えが始まっている
  

おかあさんを 独り占めできなくて


最近の僕は 不機嫌である。  

金木犀が


香りと共に 想い出を連れてくる


生きているって 有難いね
  

とらわれないけど


あきらめない気持ちは


大切にしたいなぁ
  

馬服も 干したし・・


さぁ 来い 冬！
  

いな鳴く馬に せかされて


朝の飼い付けを 終える


待っていてくれる存在は いとおしい


今日も 爽やかな秋空


まさに 乗馬の季節
  

溢れる想いを 抱きしめて


明日は 君に 会いにいこう
  

吹き荒れる風雨が


雨雲を吹き飛ばしながら去りゆく


懐かしい青空の脇に架かる


おまけの虹が嬉しい


ささやかな幸福感


人が生きていくのも 似たようなものかも


いつも 青空ばかりだと 気付きにくいんだろうなぁと 感じている  

風が強い日は、


ドキドキビクビクの馬くん。


そして 私は もっと


ドキドキ。。(^o^;  

抱きしめたいほど 切ない想い。


笑われそうだけど、


種別を越えて そう思う。


きっと 一緒なんだな。


心ってやつは。


形が違うだけで。
  

チビ太『お疲れっす！』


ケイ　『ブヒィ・・』
  

初めて 馬に乗った貴方の その笑顔


私も つられて 笑顔が こぼれる


馬の魅力って そういうこと
  

頭の中を


ぽかん と空にして


君と共に てんてく 歩く


美しい鱗雲を 眺めながら ただ風を感じて  

ホワイト犬のカイ君と組みたくて？


覚えました。


『もう 帰っちゃうの？』