消え入りそうな君の前で


為す術もなく


最後の灯火を見守る


ただ手を握り


淋しくないよう


側に寄り添って

  

頑張ってるとこを みると


自分の体の中も 騒ぎだす


実は 熱いのが 好きだ


たとえ 形は違っても


たくさんの勇気を もらって


自分の明日に繋いでいる  

成し遂げた 偉業ではなく


どう 思い感じたかだ
  

幸せとは


成るものではなく


感じるもの


かもしれないね  

たまには


それも あり だね
  

父が死んでから


毎年 一匹の蛍に 出会うようになった。


守られているような 安心感を覚えた。


私にとって 蛍は


戒めと感謝の つかいである。  

打っても響かない君


それも また魅力だ
  

私の前を


何頭もの馬たちが 通り過ぎていった


みんな元気にしてるかな


幸せにしていると信じて  

あの頃の 私は

足りないパーツを探すのに 必死だった

そう、私は立派な羽が欲しかった

どんなに むさぼり喰っても 手に入らなかったよ

やがて 夢をいっぱい詰めこんだまま サナギになっていた

動けない私の上を いくつもの嵐が 通りすぎていった

あるとき 空へ 飛び立てたよ

もらった羽は 派手さはないけど 完璧だった

ものごとには

時期があることを知った  

あの日 見かけた君は


途方にくれた 泣き笑い


世界中に 君みたいな生きものが


どれくらい いるのだろう  

ピンとたった 尻尾の先が


君の気持ちを 物語っているね
  

あたし、ジャックラッセルテリアの『クリス』。


『お水』か


『ネズミ』か


どっちにしようか 考え中・・・。
  

笑えない話を


笑いに変える 友がいて
  

ほーほけきょ


毎日聴こえる ほーほけきょ


去年も 一昨年も 鳴いていたのかもしれないけれど。


心が変われば


気付くことが たくさんあるね  

ころがって寝ている君


おしゃべりが得意な君


まるごと可愛い君


ころんころんの君